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2024年3月期第3四半期業績

信越ポリマー、シリコーンゴム成形品は売り上げ伸び悩む

決算 2024-01-31

 信越ポリマーの2024年3月期第3四半期(2023年4~12月)業績は、売上高が802億8,900万円で前年同期比2.3%減、営業利益が89億2,600万円で同17.0%減、経常利益が92億7,700万円で同16.6%減、純利益が68億5,000万円で同10.2%減だった。

 セグメント別のうち、精密成形品事業は売上高が366億2,900万円で同4.6%減、営業利益が59億600万円で同27.9%減。シリコーンゴム成形品は、メディカル関連製品は底堅かったものの、一般成形品が低調に推移し、売り上げは伸び悩んだ。

業績予想を下方修正

 同社は2024年3月期通期業績予想を下方修正した。世界経済の回復の遅れなどにより、同社グループ関連の事業環境において、半導体関連容器の需要の調整局面が続く見通しであることから、前回予想を下回るとしている。

 ■2024年3月期通期業績予想
 ◇売上高=1,040億円(前回予想1,110億円、増減率6.3%減)◇営業利益=105億円(同130億円、同19.2%減)◇経常利益=110億円(同130億円、同15.4%減)◇純利益=82億円(同90億円、同8.9%減)

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