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2023年3月期業績

デンカ、CRは数量減も増収

会員限定 決算 2023-05-11

説明する今井社長


 デンカの2023年3月期業績は、売上高が4,075億5,900万円で前期比5.9%増、営業利益が323億2,400万円で同19.4%減、経常利益が280億2,500万円で同23.2%減、純利益が127億6,800万円で同50.9%減だった。

 エラストマー・インフラソリューション部門は、売上高が1,238億2,700万円で同15.9%増、営業損失が11億円(前期は34億7,300万円の損失)。クロロプレンゴム(CR)は、第3四半期に悪化した産業、接着剤、自動車など各用途での需要減に伴う在庫圧縮の動きが第4四半期も継続したことで販売数量は前期を下回ったが、原燃料価格の上昇に対応した販売価格の改定により増収だった。

 2024年3月期業績予想は、売上高が4,300億円で前期比5.5%増、営業利益が330億円で同2.1%増、経常利益が290億円で同3.5%増、純利益が220億円で同72.3%増。

 エラストマー・インフラソリューションは売上高1,300億円で同5.0%増、営業利益25億円(前期は11億円の損失)を見込む。5月11日に開催した決算説明会の席上、今井俊夫社長はCRの見通しについて

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