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2023年3月期第2四半期業績

日東工器、迅速流体継手事業は増収増益

決算 2022-11-02

 日東工器の2023年3月期第2四半期(4~9月)業績は、売上高が139億8,600万円で前年同期比13.3%増、営業利益が17億8,200万円で同4.5%増、経常利益が19億2,200万円で同12.1%増、四半期純利益が12億9,300万円で同6.8%増だった。

 セグメント別にみると、迅速流体継手事業は売上高が63億2,500万円で同13.5%増、営業利益が15億4,100万円で同20.9%増。半導体関連製品の販売が好調に推移し増収増益となった。

 機械工具事業は売上高が42億7,600万円で同12.1%増、営業利益が2億9,700万円で同14.6%増。国内外の売り上げは回復基調で推移した。

 リニア駆動ポンプ事業は売上高が22億9,100万円で同13.4%増、営業損失が3,500万円(前年同期は1億8,400万円の利益)。欧米の売り上げが好調で増収となったが、原価率の上昇などにより減益となった。

 建築機器事業は売上高が10億9,200万円で同16.8%増、営業損失が2,100万円(同1,300万円の損失)。国内で建設が延期されていた物件の着工が動き始めたことにより増収となったが、原価率の上昇などにより減益となった。

 また、海外売上高については東アジア・欧州の売り上げが好調だったことに加え、円安の影響もあり、48億8,200万円で同15.5%増。売上高に占める割合は34.9%となった。

 2023年3月期通期業績予想は、売上高275億6,000万円で前期比9.0%増、営業利益36億2,000万円で同7.9%増、経常利益36億6,000万円で同4.1%増、当期純利益25億1,000万円で同30.2%増を計画している。

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