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2023年3月期第2四半期業績

バルカー、シール製品事業は増収増益

決算 2022-10-28

 バルカーの2023年3月期第2四半期(4~9月)業績は、売上高が295億7,700万円で前年同期比19.6%増、営業利益が39億4,300万円で同46.2%増、経常利益が41億6,200万円で同47.9%増、四半期純利益が31億7,300万円で同65.5%増だった。

 セグメント別にみると、シール製品事業は売上高が199億8,400万円で同18.3%増、営業利益が33億4,300万円で同45.1%増。半導体製造装置・デバイスなど先端産業市場の売り上げが高水準に推移したことに加え、国内のプラント定期修繕の動向を反映してプラント市場の販売も増加した。

 機能樹脂製品事業は売上高が80億500万円で同23.1%増、営業利益が6億2,100万円で同28.5%増。半導体製造装置・デバイスなどの先端産業市場の売り上げが拡大したことに加え、機器市場およびプラント市場の販売も堅調に推移した。

 シリコンウエハーリサイクル事業他は売上高が15億8,700万円で同18.4%増、営業損失が2,100万円(前年同期は9,100万円の損失)。主力事業は堅調に推移したものの、新規事業分野を含むH&S事業は開発費用などが先行的に発生した。

 2023年3月期通期業績予想は、売上高560億円で前期比5.3%増、営業利益65億円で同6.8%減、経常利益67億円で同6.9%減、当期純利益48億円で同0.8%減を計画している。

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