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2023年3月期第1四半期業績

オカモト、産業用製品は増収減益、生活用品は減収減益

決算 2022-08-05

 オカモトの2023年3月期第1四半期(2022年4~6月)業績は、売上高が224億9,600万円で前年同期比1.7%増、営業利益が18億1,200万円で同28.4%減、経常利益が25億6,300万円で同13.8%減、四半期純利益が16億2,600万円で同11.2%減だった。

 セグメント別にみると、産業用製品は売上高が146億6,800万円で同4.4%増、営業利益が2億9,500万円で同69.6%減。一般用フイルムは、市況低迷が継続し前年並み。工業用フイルムは、半導体不足の影響を受け市況が低迷し減収。建材用フイルムは、堅調に推移し増収。多層フイルムは、工業用の需要が減少し減収。壁紙は、新規案件の受注があり増収。農業用フイルムは、値上げ前の駆け込み需要で増収となった。

 自動車内装材は、上海ロックダウンなどによる自動車部品供給問題による自動車メーカーの生産台数計画未達の影響により減収。フレキシブルコンテナは、化学工業向けの需要が減少し減収。粘着テープは、包装用テープの販売が堅調に推移し増収。工業テープは、電材用および車輌用の需要が堅調で増収となった。

 食品衛生用品は、外食向けの回復もありラップフイルムは好調だったが、衛生用品は海外品の供給過多による需給悪化の影響により減収。食品用吸水・脱水シートのピチット製品は、外食向け需要が回復傾向にあり、水産加工向けも使用量が増加し増収となった。

 研磨布紙等は、精密加工用フイルム製品は堅調に推移し、機械工具商向け研磨布および半導体向けの研磨材は売り上げが伸長したことにより増収となった。

 生活用品は売上高が77億7,500万円で同2.8%減、営業利益が19億6,500万円で同1.1%減。コンドームは、ドラッグストアおよびコンビニエンスストアなどの市況が回復傾向にあり、新製品の発売効果もあったことで増収。海外向けも引き続き好調で増収となった。

 浣腸は、市況低迷し減収。除湿剤は、梅雨時期の少雨に加え短期間での梅雨明けにより減収。手袋は、家庭用の新規採用および使い切り手袋が堅調で増収。医療用・産業用は前年の感染症対策需要からの反動により減収。メディカル製品のうち滅菌器は、前年の感染症対策需要からの反動により減収となった。

 ブーツおよび雨衣は、梅雨時期の少雨に加え短期間での梅雨明けにより減収。シューズは、緊急事態宣言、まん延防止等重点措置等がすべて解除され、人流も回復傾向にあり増収となった。

 物流受託事業および太陽光発電事業のその他は売上高が8億8,200万円で同1.4%減、営業利益が8,400万円で同6.5%減となった。

 2023年3月期通期業績予想は、売上高920億円で前期比2.7%増、営業利益65億円で同13.8%減、経常利益74億円で同20.5%減、当期純利益47億円で同15.7%減を見込んでいる。

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