2024年のゴム産業を占う新ゴム消費量。その量だけをみると、コロナ禍前の水準には回復しないようだ。

 日本ゴム工業会が1月26日に発表した2024年の新ゴム消費量は、124万2,400トンで前年比1.2%増と微増にとどまる予想だった。前年こそ上回るものの、コロナ禍中の2021年よりも低い数値で、2022年と同等の水準。コロナ禍前の2019年との比較では、6.5%下回っている。

 ゴム製品が大きく依存する自動車生産は、半導体不足等の緩和もあり回復という上昇カーブを描いている。2024年もそれは持続しそうだ。日本自動車タイヤ協会(JATMA)が昨年12月6日に発表した2024年の自動車タイヤ国内需要見通しでは、その前提として2024年の国内自動車生産台数を910万8,000台で前年比1.8%増と予想した。また、業界団体の新年賀詞交歓会で出会った自動車系専門紙の記者に今年の自動車生産の見通しを聞くと、「回復が続き良いと思う」と話す。

 ただ、

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