合成ゴムメーカーの決算が概ね出揃った。そこから見えてきたのは、足元の合成ゴム需要の厳しさだ。当コラムの4月17日付で既に触れたように、利上げによって景気後退局面にある米国の影響が、東南アジアや日本にも波及している。

 合成ゴム需要は、足元で国内外ともに厳しい状況だ。国内では各種ゴム製品の在庫調整の影響が色濃く出ており、「在庫調整は第1四半期(4~6月)一杯続き、回復は夏以降ではないか」(合成ゴムメーカー)という。その反面、主需要先である自動車生産の復調への期待は小さくない。「国内は自動車生産の回復による数量増を見込んでいる」(東ソー)という声は、他メーカーからも聞こえてくる。

 一方で、

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