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新製品「TYPE:38F」を稼働状態で展示しPR

新東科学、「Nプラス」に初出展

その他 2024-10-21

 新東科学(東京都千代田区、野村篤史社長)は、フィルム引掻摩擦摩耗試験機の新製品「トライボギアTYPE:38F」を開発、発売開始した。

新東科学のブース


 同社は10月9~11日の間、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催された展示会「Nプラス」に初出展し、「機能性フィルム研究会パビリオン」のブースにこの「トライボギアTYPE:38F」を稼働状態で展示してPRを行い注目を集めた。

 「トライボギアTYPE:38F」は、「JIS K7317:2022プラスチック-機能性フィルムの引掻き硬さの求め方」、「同K 6902:2007B熱硬化性樹脂高圧化粧板試験方法」、「同S 6050プラスチック字消し」、「同K 5600-5-4:1999塗料引掻き硬度(鉛筆法)」などの各種JIS規格に加えて、フィルム業界の業界標準試験であるスチールウール試験やガーゼ試験に対応している。これにより、引掻き、摩擦、摩耗の試験機を高精度で実施可能となっている。試験実施に際しては、試験に必要な治具がワンパッケージとなっており、購入後すぐに試験が行える。

 さらに同機は、大型のカラー液晶タッチパネルの採用により、簡単に測定条件を入力できるのに加えて、測定動作状態も一目で把握できる。

 また導入後に摩擦測定が必要になった場合でも、オプションの荷重変換器を取り付けることで静摩擦、動摩擦も測定できる。加えてオプションのトライボソフトも使用可能で、簡単に摩擦係数演算や測定管理が可能となる。

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