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30社計1,259人で1.1%増 

17年度春の新卒採用状況、院卒・高卒の採用増加

その他 2017-04-04

 ゴム報知新聞では、2017年度春の採用状況について、主要ゴム企業および関連企業を対象にアンケートを実施した。回答のあった31社のうち、16年度春の採用人数を公表していない東洋ゴム工業を除く30社の17年度春の新卒採用人数は1,259人。同一企業の16年度春の採用人数である1,245人を14人、率にして1.1%上回った。

 前年度に比べ採用人数を増加した企業は、30社中11社と全体の半分以下となったが、ブリヂストン(+30人)、住友理工(+25人)、豊田合成(+28人)など大企業が採用人数を大幅に増やしたことで合計数ではプラスとなった。

 ゴム関連企業でも、近年は女子の採用が拡大しているが、集計可能30社の状況をみると、17年度の女子採用実績は226人となり、16年度の243人に比べ17人減少となった。女子の大学院卒の採用人数(31社)は69人と9人が増加。そのうち、事務系が11 人と8人増加した。これまで男性が中心だった技術開発部門で活躍する「理系女子」が、近年クローズアップされているが、17年度春のゴム関連企業では、事務系での院卒女子の採用が拡がった。

 17年度春の採用人数のうち、集計可能な大学院卒は430人で前年度比20人増(同4.9%増)、大卒は361人で同20人減(同5.2%減)、短大・高専・専門学校は37人で同3人減(同7.5%減)、高卒は484人で同35人増(同7.8%増)となった。

 大学院卒と高卒が増加した一方で、大卒、短大・高専・専門学校卒は減少。前年度とは逆に、営業・管理部門を担う大学卒の採用を抑え、開発・生産部門を担う院卒、高卒の採用を積極的に進めた、というのが今春の新卒採用の特徴のようだ。

 また16年度の中途採用は25社が実施、その内20人以上採用したのは7社で50人以上の採用を行った企業もあるなど、優秀な人材を積極的に確保する姿勢が窺える。

 採用にあたっては、コミュニケーション能力、主体性、論理的思考力、積極性、協調性など人物重視が目立ったが、履修内容や成績など学業面を重視する企業もあった。

 18年度春採用人数も今年度並と予想される。内定予定時期は8月前後が多かった。

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