小松原、和歌山・コスモパーク加太の新本社工場が完成

　工業用ゴム製品をはじめ、各種フィルム製品、織物用機械メーカーの小松原（玉置篤社長）は、和歌山県和歌山市加太のコスモパーク加太で建設中だった新本社工場が完成し、4月11日から新本社工場で営業を開始した。

　同社はこれまで和歌山市築港に本社工場を持ち、58年間、生産拠点として稼働してきたが、建物の老朽化と生産性向上が課題となり、「当初はこの場所で立て直しも検討したが、コスモパーク加太に移転し新しく建てることにした」（玉置社長）。

　新本社工場では部品搬入から組み立て工程、出荷までのモノの流れの効率化を図り、出荷までのリードタイムを短縮化。生産性向上に重点を置いた工場となっている。

　また、生産、営業、管理部門などを新本社工場に全て集約することで業務のさらなる効率化も図っていく。

　なお、今回の本社・工場移転により、和歌山市築港の従来の本社工場は築港工場と改称し、一部資材や部品管理などに使用する方針。

　■新本社工場
　▽住所＝〒640－0103　和歌山県和歌山市加太2362－45▽業務＝営業技術部・資材課・製造部・総務部▽代表・営業技術部＝電話番号073・488・1814／FAX073・488・1861、資材課・製造部＝電話番号073・488・1645／FAX073・488・1648