国際プラスチックフェアがオンライン開催へ

　国際プラスチックフェア協議会は、プラスチックとゴムの専門展「IPF Japan（国際プラスチックフェア）2020 Virtual」を11月18～20日にバーチャル展示会場で開催する。

　IPF Japanは、3年に一度開催される国内外からプラスチックとゴムのプロフェッショナルが集う日本最大級のものづくり専門展。数多くの製品や技術、最新の業界動向を知ることができる展示会として、1994年の初開催以来、高い評価を得てきた。

　今年は10月6日から幕張メッセで開催予定だったが、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大に伴い5月末に中止を決定。今回のバーチャル展は、リアル展に代わる新製品発表・商談機会の場として企画された。

　会期の3日間、出展者はブースに常駐して対応し、来場者はテキストチャットやビデオ通話を使ってリアルタイムに会話することができる。

　また、会期中には出展各社によるオンラインセミナーやオンライン実演など多くのイベントが開催される。同協議会では11のセミナーを開催し、テーマとしてIoTや循環経済、コンポジットなどを取り上げ、講師は自動車メーカーや金型メーカー、大学の研究者などが登壇する予定。

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