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【IRSG統計/ゴム報知新聞まとめ】

2019年上期(1-6月)世界の新ゴム消費量

その他 2019-10-15

 IRSG(国際ゴム研究会)が、このほどまとめた2019年上期(1-6月)の世界新ゴム消費量は、1,460万1,000トンで前年同期比横ばいだった。上位10カ国でみると、前年同期を上回った国と下回った国は半々。アメリカとタイは前年同期を5%以上も上回り好調に推移したが、一方でブラジル、ロシアは前年同期を5%以上下回った。日本は同0.1%増とほぼ横ばいで4位だった。

新ゴム消費量、1460.1万トンで横ばい-1位の中国は0.4%増で伸び鈍化


 19年上期の新ゴム消費量を国別でみると、1位の中国は486万9,800トンで前年同期比0.4%増だった。米中貿易摩擦の影響なのかは定かではないが、伸び率だけでみると、ここ数年大きく伸びてきた中国の成長が止まったことになる。ただ、中国の世界に占める割合は33.4%で、世界の新ゴム消費量の3分の1を消費している状況に変わりはない。

 新ゴム消費量2位のアメリカは148万8,900トンで同5.4%増。世界の新ゴム消費量で10.2%を占めた。アメリカは2018年年間の伸び率でも4.5%増と伸びており、勢いが持続している。

 3位のインドは91万3,800トンで同3.1%減。世界の新ゴム消費量で6.3%を占めた。インドはものづくりの拠点として急激な経済成長を続けてきたが、この上半期は若干足踏みしたようだ。

 4位の日本は79万1,800トン、同0.1%増でほぼ横ばい。世界の新ゴム消費量で5.4%を占めた。日本はここ数年、年間の新ゴム消費量が150万トン台で落ち着いており、下期に大きな減退がない限り、今年も150万トン台に落ち着きそうだ。

 以下5位のタイ、6位のマレーシアは自動車、二輪車、タイヤ産業などを中心に堅調。中でもタイは16年の景気停滞から回復傾向で、同9.1%増と大きく伸びた。

天然ゴム生産量、635.7万トンで0.3%減-タイとネシアの上位2カ国は減少


 19年上期の世界の天然ゴム生産量は635万7,000トンで前年同期比0.3%減となり、半期ベースでは5年ぶりの減少となった。上位10カ国のうちベトナム、コートジボワール、マレーシア、ミャンマー、ブラジル、カンボジアが前年同期を上回り、ベトナム、コートジボワール、カンボジアは2ケタ増となった。

 国別でみると1位のタイは251万3,400トンで同0.7%減、2位のインドネシアは158万1,500トンで同7.5%減となり、いずれも前年同期を下回った。タイ、インドネシアの上位2カ国では世界合計の64.4%を占めた。5位までの国をみると、3位のベトナムは同14.1%増、4位のコートジボワールは同14.5%増、5位のマレーシアは同8.3%増とプラス。中でもコートジボワールは近年伸長している。

合成ゴム生産量、760万トンで横ばい-中国とアメリカの上位2カ国は増加


 19年上期の世界の合成ゴム生産量は760万トンで前年同期比横ばい。1位の中国は157万7,400トンで同5.8%増、2位のアメリカは111万5,300トンで同1.4%増と、上位2カ国は前年同期を上回った。

 3位の日本は78万8,100トンで同0.2%減、4位の韓国は76万4,400トンで同3.2%減、5位のロシアは75万8,700トンで同7.4%減とマイナスだった。

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