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通期業績も厳しい予想

17年3月期第2四半期業績、増収増益は僅か3社

その他 2016-11-21

 上場ゴム企業24社(合成ゴム2社含む)の17年3月期第2四半期業績が出揃った。24社のうち、増収は僅かに7社、営業増益が14社、経常増益が11社、当期増益が5社にとどまった。増収増益(営業・経常・当期すべて)は僅か3社だった。円高による売上高と利益の目減りという業績以外のマイナス要因を差し引いたとしても、ゴム企業の業績が堅調とは言い難いのは確かだ。通期業績予想も軒並み厳しく、先行きが懸念される。

 1年前の16年3月期第2四半期の上場ゴム企業25社(合成ゴム2社含む)の業績を見ると、25社のうち、増収が20社、営業増益が21社、経常増益が19社、当期増益が20社。増収増益(営業・経常・当期すべて)は17社と、約7割の企業が好業績をあげていた。

 しかし、その後の円高や内需低迷、中国景気の減速等で第3四半期以降、徐々に業績が悪化し、17年3月期第2四半期では増収増益は僅か3社となった。

 各社の業績を見ると、国内売上高は前年並みか微減という企業が多く、海外売上高については、現地通貨では増加しているが、円に換算すると減収という企業が目立った。

 第3四半期決算のタイヤ4社を見ると、すべて減収減益だった。天然ゴム相場や原油価格は低位安定で推移しているが、為替円高や販売価格の下落などにより業績が悪化している。

 先行きについても厳しく見ている企業が多く、第2四半期企業の通期業績予想は減収や減益が目立った。また、業績予想の下方修正を発表した企業も多く、その理由としては、中国の景気減速や建設機械向けの伸び悩みなども挙げられているが、影響として大きいのは前年同期に比べ為替が10円以上も円高に振れて推移していることだ。

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