ブリヂストンが東京モーターショー2019のブースで、ゴムと樹脂を分子レベルで結び付けた世界初のポリマー「SUSYM」を用いたコンセプトタイヤを展示している。

コンセプトタイヤ


 コンセプトタイヤは、あらゆる部材にSUSYMを使用。「柔らかくあるべきところには柔らかいSUSYMを、硬く存在しなければならない、例えばホイールのような部分には硬いSUSYMを用い、それらが連続的にシームレスに繋がっている」(会田昭二郎先端技術担当フェロー)という。

 形状にも思いを込めた。美しさ、機能、しなやかさを表現するため、日本の伝統工芸である竹細工をモチーフにした。

 タイヤを作るために用いたのが3Dプリンタ。コンセプトタイヤのサイズは直径が約50センチメートルあり、「それだけ大きいゴムの形状体を作る3Dプリンタはおそらく初だと考えている」(同)と話す。

 SUSYMの持つポテンシャルは計り知れないものがあり、社会を変える可能性を秘める。ブースでは、その一端を垣間見ることができる。