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日本のETICが技術支援へ

露の省燃費タイヤ用SSBR生産計画

原材料 2017-07-18

 ロシア・タタールスタン共和国のコングロマリット(複合企業)、TAIFグループ傘下の大手石油精製・石油化学会社のNKNK社が省燃費タイヤ用SSBR(溶液重合スチレンブタジエンゴム)の企業化を検討している。稼働開始の目標時期は、2020年以降としている。生産能力は年産6万トンだが、将来12万トンまで増設する計画という。

 ロシアによるSSBR生産計画に対して、米国、欧州、インド、中国などでゴム・エラストマーに関するサービスプロバイダーとして活動する日本のETIC(本社・東京都港区虎ノ門)が事業性評価、技術支援を行う。

 NKNK社は、合成ゴムに関連する事業ではブタジエン、イソプレン、ブタジエンゴム、イソプレンゴム、ブチルゴムの大手メーカーでもある。

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