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PEM型水電解の性能向上に貢献

東ソー、新規炭化水素系電解質ポリマー材料を開発

原材料 2026-01-16

 東ソーは、固体高分子型(PEM型)水電解(固体高分子電解質膜を利用して水を電気分解し水素を生成する技術)向けの炭化水素系電解質ポリマー材料を新規に開発した。

 カーボンニュートラル社会の実現に向けた水素エネルギー活用への関心が高まる中、水素製造の手段の一つであるPEM型水電解が注目を集めている。しかし、同水電解に用いられているフッ素系電解質膜には、フッ素の使用による環境負荷が高いことや、ガス遮蔽性の低さから水素生成の効率や耐久性が低いことなどの課題があった。

 新たに開発した電解質ポリマー材料は、従来のフッ素系電解質ポリマー材料と比べて良好なプロトン伝導性やガス遮蔽性、含水時の優れた低膨潤性を有しており、開発材料を使用して作製した電解質膜によって、水電解の効率および耐久性の向上が期待できる。

 また、独自の分子構造を持つことから、顧客のニーズに合わせて分子設計を自由に変更することが可能。すでに一部顧客へのサンプル提供による評価を進めており、改良を進めながら早期の上市を目指す。

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