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ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックスなど

ランクセス、持続可能性関連の格付けで上位の評価を獲得

原材料 2025-01-07

 独・ランクセスは、複数の持続可能性関連の格付けで上位の評価を獲得した。

 「ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス」(DJSI)のヨーロッパ・インデックス(DJSI Europe)では、100ポイント中79ポイントを獲得し、化学部門で第1位を獲得。ワールド・インデックス(DJSI World)では、第4位を獲得し、特に気候戦略、水関連リスク管理、企業倫理、人権、プロダクト・スチュワードシップの分野で高い評価を得た。

 国際的な評価機関であるMSCI ESGは、2024年11月にESG分野における同社の格付けを4年連続で「AA」と評価。これにより、同社は「コモディティ&総合化学品」分野において、最高ランクの企業となった。MSCI ESGは、企業が環境・社会・ガバナンス(ESG)リスクをどの程度効果的に管理しているかを評価している。

 また、2024年11月に格付け会社のISS ESGが、同社の格付けをB-からBに引き上げた(格付けの種類はA+からD-)。これにより、同社は化学業界で最も格付けの高い企業のひとつとなった。ISS ESGは、業界ごとに約100の指標に基づいて評価を行っている。

 さらに、エコバディス(EcoVadis)のサステナビリティ格付けで、ランクセスはゴールドレベルの評価を獲得。ゴールドメダルの格付けは、EcoVadisが分析した10万社以上の企業のうち、上位5%に与えられるもの。EcoVadisの格付けは、企業がビジネスパートナーの持続可能性パフォーマンスを評価する際に利用される。

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