再生医療などの医療技術の発展に向けて研究開発を加速
住友ゴムと工業、九州大学と 「高分子バイオマテリアル研究に関する寄附研究部門」を開設
原材料 2024-06-27
住友ゴム工業と九州大学は、再生医療などの医療技術の発展に向けて産学提携で研究開発を加速させるため、「高分子バイオマテリアル研究に関する寄附研究部門」を6月1日付で開設した。
住友ゴム工業と九州大学は、これまでに機能合成高分子(高分子バイオマテリアル)技術の共同研究を進めてきた。
今回の研究部門の設置は、特定の細胞の接着性を制御するためのより高性能な特殊高分子の設計・合成に加え、細胞・タンパク質・高分子間の相互作用を解明するための最先端のナノバイオ面解析(ナノサイズのセンサーで細胞が接着した表面の分子相互作用を解析すること)により、医療や生体解析などの分野で用いられる高分子を用いた人工組織や医療材料などの高分子バイオマテリアル学を創成するための研究を進めることが主な目的。
研究により、有機・高分子合成、バイオ界面分析、細胞工学の3つの分野を統合した研究開発が可能になる。再生治療などの医療技術への応用展開に関する研究を推進することで世界的に進行する高齢化社会に向けたさらなる医療技術の発展に貢献していく。
■概要
◇名称=高分子バイオマテリアル研究部門◇設置部局名=九州大学先導物質化学研究所◇時期および期間=2024年6月1日~2028年3月31日◇寄附研究部門教員=講師:小林美加氏、テクニカルスタッフ:張怡氏◇部局教員=教授:田中賢氏、准教授: 穴田貴久氏
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