ダウ・東レ、「サイエンスヒルズこまつ」の体験型スペースをリニューアル

　ダウ日本グループは、ダウ・東レが、石川県小松市が運営する「サイエンスヒルズこまつ」で提供する体験型スペースのリニューアル展示を、7月14日から開始したと発表した。小松市に工場を構えるダウ・東レは、シリコーン技術の世界的リーダーとして材料科学分野で培ったシリコーンの特性を子どもたちに伝える展示を、サイエンスヒルズこまつが開設された2014年から行ってきた。

　「探検！シリコーンプラネット」と名付けた今回の展示では、スマートフォンを使用して見ることができるARの世界の中で、シリコーンのキャラクター「魔法使いシルシル」が日常生活に使われる様々なものや、地球にやさしいシリコーンに魔法をかける様子を見せることで、様々な状況や環境に応じて異なる特性を発揮するシリコーンの魅力を伝えるもの。

　様々なシリコーンの用途を「星」に見立て、10個の「ほし」を展示している。例えば、「くるまのほし」では、熱や振動、ほこりから電子部品を守り、安全、快適、高性能を発揮する様子を、「ようふくのほし」では、地球環境にやさしい衣料向けシリコーン撥水材として活躍する様子を表現している。