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NEDOのグリーンイノベーション基金事業に

東ソー、MATSURIプロジェクトメンバーとして参画

原材料 2023-03-29

 東ソーは、ちとせ研究所が実施予定先として採択されたグリーンイノベーション基金事業に、MATSURIプロジェクトメンバーとして参画する。

 ちとせ研究所が提案した「光合成によるCO2直接利用を基盤とした日本発グローバル産業構築」のテーマがNEDOのグリーンイノベーション基金事業に採択された。

 同テーマは、微細藻類を原料としたバイオプラスチックや機能性素材などの化学品、燃料、食品や飼料などの製造を社会実装し、カーボンニュートラルに貢献することを目的としている。

 東ソーは、化学品製造を担う企業として、微細藻類由来原料を用いたプラスチック製品の開発を検討していく。

 同社グループは、引き続き2050年カーボンニュートラルへの挑戦に向けた取り組みを推進していく。

 ■ちとせ研究所
 ちとせ研究所は、バイオエコノミーを主導するバイオベンチャー企業群 “ちとせグループ” の中核企業。同所は新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が公募した、グリーンイノベーション基金事業「バイオものづくり技術によるCO2を直接原料としたカーボンリサイクルの推進」において、「光合成によるCO2直接利用を基盤とした日本発グローバル産業構築」のテーマを提案し、実施予定先として採択されている。

 ■MATSURI
 藻類の大規模生産と事業化に強みをもつちとせグループが主体となり、日本を代表する企業群・行政と共にこれまで誰も成し得なかった藻類産業を構築するプロジェクト。MATSURIの名の通り、人類史上に残るお祭りとするべく、藻類の活用を通じたサステナブルな社会づくりを構築する。

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