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2030年度の営業利益1,000億円以上など目指す

デンカ、次期経営計画「Mission 2030」発表

会員限定 原材料 2022-11-08

 デンカは11月8日、2023~2030年度までの8カ年を対象とした次期経営計画「Mission 2030」を発表した。人財・経営価値を高め、スペシャリティ・メガトレンド・サステナビリティの3要素を備えた事業価値創造に集中するとともに、財務・非財務の双方に重点を置いた戦略を実行する。

 2030年度のKPI(重要業績評価指標)は営業利益1,000億円以上、営業利益率15%以上、ROE15%以上、ROIC10%以上、投資額(8年間)5,400億円、総還元性向50%水準、CO2排出量100万トン(2013年度比60%削減)、再生可能エネルギー発電の最大出力150MW、女性・外国籍・中途管理職比率50%、労働災害度数率0.2以下。

 事業機会を生み出すメガトレンドを再生可能エネルギー、モビリティ大変革、半導体の需要拡大が見込まれる「ICT&Energy」、医療ニーズ高度化、革新的な医療技術が期待される「Healthcare」、食糧・水資源、インフラ需要が増大する「Sustainable Living」の3分野に位置づけ注力する。2030年までにスペシャリティ、メガトレンド、サステナビリティの3要素を備えた「3つ星事業」を100%にしていく考えで、「3つ星事業」への転換が困難な事業については、売却・撤退を含めポートフォリオ変革を進めていく。

 11月8日に開催された説明会で今井俊夫社長は、

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