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2022年3月期第1四半期業績

JSR、エラストマー事業の販売数量は58%増

原材料 2021-08-02

 JSRの2022年3月期第1四半期(2021年4~6月)業績(IFRS)は、売上収益が823億1,000万円で前年同期比21.9%増、コア営業利益が125億5,100万円で同56.5%増、純利益が81億6,300万円で同623.8%増となった。

 同社は5月11日にエラストマー事業をエネオスに譲渡すると発表。そのため、今期からエラストマー事業を非継続事業に分類し、売上収益およびコア営業利益には同事業の数値は含まれていない。「非継続事業も含む純利益については、前期にエラストマー事業が赤字だったため、今期は大幅に改善している」(JSR)。

 非継続事業となったエラストマー事業の売上収益は410億円で同60.2%増、コア営業利益は23億円(前年同期は57億円の損失)。

 自動車およびタイヤ市場の回復に伴い、販売数量は前年同期比で58%増、溶液重合スチレンブタジエンゴム(SSBR)の販売も伸長した。コア営業利益は販売数量の増加に加え、販売価格改定およびスプレッド改善、コスト削減効果で増益となった。なお、事業譲渡に関わるコンサルティング、錦湖ポリケムの売却、資産分割、プロジェクト推進などの事業構造改革費用として20億円を計上した。「最終的な譲渡に向け、今後も一時的費用、最終譲渡での資産負債の状況に応じた調整金などが発生する見込み」(同)。

 2022年3月期通期業績予想は、売上収益3,180億円で前期比32.1%減、コア営業利益430億円で同18.9%減、純利益(エラストマー事業も含む)270億円で同15.6%減を見込んでいる。

 売上収益およびコア営業利益予想の数値に含まれていないが、エラストマー事業の売上収益は1,500億円、コア営業利益は100億円を想定している。

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