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周南市、和泉産業と

東ソー、バイオマス燃料使用に関する協定を締結

原材料 2021-02-01

 東ソーは、山口県周南市および和泉産業(山口県周南市)と、周南市の公共施設から発生する剪定樹木を、東ソーの南陽事業所の自家発電所の燃料として利用することに関して、「周南市公共施設発生樹木のバイオマス燃料製造及び自家発電所燃料使用に関する協定書」を1月27日に締結した。

 同協定では、和泉産業が同市内の公共施設から発生する剪定樹木をチップ化して東ソーへ輸送し、東ソーは木質バイオマス燃料である同チップを自家発電所で石炭と混焼する。これによって、温室効果ガス(=GHG)排出量削減や循環型社会構築への進展に寄与する。

 東ソーは、気候変動問題に関わる課題として、GHG排出量削減への取り組みが事業の中長期的な成長に繋がると捉えている。今後もエネルギー使用の効率化、GHG排出量の削減、CO2の分離回収、原料化による有効利用に向けた技術開発を推進し、持続可能な社会の実現に貢献していく。

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