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2020年3月期業績

宇部興産、合成ゴム事業は減収減益

原材料 2020-05-13

 宇部興産が5月13日に発表した2020年3月期業績は、売上高が6,678億9,200万円で前期比8.5%減、営業利益が340億3,300万円で同23.6%減、経常利益が357億2,400万円で同25.3%減、純利益が229億7,600万円で同29.3%減だった。

 化学は売上高が2,860億4,100万円で同11.8%減、営業利益が145億3,100万円で同40.9%減。合成ゴム事業は、原料であるブタジエン価格とともに販売価格が下落傾向で推移する中、需要が低迷し販売数量も減少したことから減収減益となった。

 2021年3月期業績予想は、売上高が6,140億円で前期比8.1%減、営業利益が260億円で同23.6%減、経常利益が235億円で同34.2%減、純利益が140億円で同39.1%減。新型コロナウイルスの影響は化学、機械を中心に第2四半期(7-9月)まで拡大し、第3四半期(10-12月)から回復に向かうと想定した。化学は売上高が2,600億円で同9.1%減、営業利益が95億円で同34.6%減を見込む。

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