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2020年12月期第1四半期業績

東海カーボン、カーボンブラックは減収減益

原材料 2020-05-11

 東海カーボンが5月11日に発表した2020年12月期第1四半期(1-3月)業績は、売上高が527億9,000万円で前年同期比23.3%減、営業利益が67億5,000万円で同68.2%減、経常利益が65億7,300万円で同69.0%減、純利益が45億8,300万円で同65.4%減だった。

 カーボンブラック事業は売上高が210億3,000万円で同23.0%減、営業利益が17億4,100万円で同49.1%減。対面業界であるタイヤメーカーの需要低下、新型コロナウイルス感染拡大による操業停止などの影響を受け販売数量がが前年同期に比べ減少した。また、原料油価格の変動や生産量減少で利益も前年同期比でマイナスとなった。

 2020年12月期業績予想は売上高が2,512億円で前期比4.1%減、営業利益が282億円で同48.1%減、経常利益が278億円で同47.5%減、純利益が166億円で同48.1%減。新型コロナウイルス感染拡大による影響については、現時点で想定することが困難として織り込んでいない。

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