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【特集】CMB

盛上ゴム工業、自動車関連需要等で生産増に

原材料 2016-12-26

 盛上ゴム工業は、黒物A練り・B練りのほか、色物A練り・B練り、特殊ゴム練り、リボン分出し、ペレット加工などを行っている。これらは高萩工場(茨城県高萩市)において、ISO9001に基づく厳密な品質管理体制で高品質品として生産されている。

 同工場の生産ラインは9号バンバリーミキサー1基、6号バンバリーミキサー1基、75L加圧ニーダー1基など充実している。さらに増加傾向にある色ゴム及びシリコーン専用ラインとして55Lニーダーラインを有している。また近年16インチロール1基をシリコーン専用ラインに変更したほか、リボンエースの導入などで納期短縮を実現している。

 その他にも①混練機=9D・6Dバンバリーミキサー各1基、75L・55L加圧ニーダー各1基②ミキシングロール=26インチクラッカーロール1基、22.26インチブレンダーロール各1基、24インチブレンダーロール2基、シリコーン対応可能16インチオープンロール1基③冷却装置・梱包装置=バッチオフマシン3基、自動段積機2基、自動梱包機2基、ペレタイザー2基、スリッター3台などを装備している。さらに試作及び開発、小ロット用として5Lテストニーダー1基、16インチロール1基、6インチテストロール2基を設置し、試験練り要請に対応し好評を得ている。また13年3月に少量薬品計量装置をロールラインに導入し、トレーサビリティ強化を図った。この少量薬品計量装置は、他ラインにも装備の予定でいる。

 同社では、より高付加価値の色物練りに注力し、高品質と良好な発色性が高い評価を得ている。同分野の一層の強化充実のため、バッチオフマシンや梱包機などの導入による再構築を進め、昨年から本格稼働している。

 さらに色物及び特殊物用ニーダーラインに関しては、一層の効率向上のため14年11月に付帯設備機器のレイアウト変更を実施した。

 生産設備に加え試験部門充実も進めており、ムーニー粘度計を今年更新しPCシステムとのオンライン化を図った。

 最近の状況は、主力の自動車関連向けに加えて、インフラ関連向けと推測されるオーダーが入り、生産量は特に9月以降増加傾向で推移している。しかし需要の本格回復に繋がるかは見通せないとし、自動車用関連向けを主体に小回りの効く営業を展開している。特に新規案件の受注に注力しており、インフラ関連や戸建て住宅用制震ゴム製品向けなどのオーダーが入っている。

 また製品面においては、従業員のレベルアップや設備改修などにより、顧客のニーズに的確に合致した要求品質実現に全力で取り組んでおり、受注獲得に繋がっている。同社では来期以降も特殊練りラインの更新など設備投資を実施し、一層の品質向上や納期短縮などに努め、顧客満足度の向上による受注拡大を目指す方針でいる。

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