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2019年12月期業績

クラレ、イソプレンは減収減益

原材料 2020-02-13

 クラレが2月13日に発表した2019年12月期(1~12月)業績は、売上高が5,758億700万円で前期比4.5%減、営業利益が541億7,300万円で同17.7%減、経常利益が482億7,100万円で同21.1%減、純損失が19億5,600万円(前期は335億6,000万円の利益)となった。

 セグメント別のうち、イソプレンは売上高が532億7,600万円で同6.9%減、営業利益が42億3,200万円で同41.8%減。イソプレン関連では、景気減速の影響を受け、熱可塑性エラストマー「セプトン」の販売量が減少。また、耐熱性ポリアミド樹脂「ジェネスタ」は、電気・電子デバイス向けの需要が停滞した。一方、車載用コネクタ向けの新規採用が進んだ。

 2020年12月期業績予想は、売上高が5,900億円で前期比2.5%増、営業利益が600億円で同10.8%増、経常利益が560億円で同16.0%増、純利益が350億円(前期は19億5,600万円の損失)を見込んでいる。

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