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日本での事業展開を加速

JSR、米国の3Dプリンティング会社へ追加投資

原材料 2019-06-28

 JSRは6月26日、3Dプリンティング分野で革新的な技術を持つ米国・Carbon(本社:カリフォルニア州レッドウッドシティ、ジョセフ・デシモーンCEO)に対して優先株の増資を引き受け、1,500万米ドル(約16億円)を追加出資したと発表した。

 Carbonは、世界的にも先進的なデジタルマニュファクチャリング・プラットフォームを提供し、製品イノベーションの加速化を推進しており、CarbonのDigital Light Synthesis(DLS)は、液状樹脂から製品を成形し、優れた表面仕上げと機械的特性・強度が等方的な部品製造を実現する画期的な技術となっている。このDLSを搭載したCarbonのプラットフォームを用いることで、最終製品の数量規模を問わない製造が可能となる。

 JSRはこれまで、Carbonの革新的な技術とビジネスモデルに着目して計3,000万米ドルを出資し、日本およびアジアでの事業化を進めてきた。今回の追加出資により、Carbonとのパートナーシップを強化すると共に日本での事業展開をさらに加速していく。

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