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自動車分野の市場開発・販売を加速

クラレ、米国デトロイトに事務所開設

原材料 2019-05-31

 クラレは5月30日、北米における自動車分野の市場開発・販売を加速させるため、米国ミシガン州ノバイにデトロイト事務所を開設したと発表した。

 米国の主要自動車メーカーが本社を構え、また多くの自動車部品メーカーが集積する自動車産業の中心地であるデトロイトに事務所を設けることで、高耐熱性ポリアミド樹脂<ジェネスタ>をはじめとするクラレの自動車向け製品の販売を加速する。

 ジェネスタは、同社が世界に先駆けて原料モノマーから自社開発した耐熱性ポリアミド樹脂で、耐熱性、耐薬品性、低吸水性などが特長。スマートフォンやパソコンおよび車載電装部品に使われるコネクタなどの電気・電子用途、LED 反射材用途のほか、車両軽量化のニーズが高まる自動車分野でも、ギア部品や冷却部品、燃料部品などの金属代替用途で拡大が進んでいる。

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