PAGE TOP

19年3月期業績

東ソー、クロロプレンゴムは輸出価格が上昇

原材料 2019-05-09

 東ソーが5月9日に発表した19年3月期業績は、売上高が8,614億5,600万円で前期比4.7%増、営業利益が1,057億3,900万円で同19.0%減、経常利益が1,130億2,700万円で同14.5%減、純利益が781億3,300万円で同12.0%減となった。利益は減益となったものの、売上高は過去最高を更新した。

 セグメント別のうち、石油化学事業は売上高が1,839億2,600万円で同5.2%増、営業利益が133億9,200万円で同40.5%減。クロロプレンゴムは堅調な海外需要を背景に輸出価格が上昇した。

 19年3月期の設備投資額は648億円(前期は395億円)。

 20年3月期業績予想は、売上高が8,600億円で前期比0.2%減、営業利益が950億円で同10.2%減、経常利益が1,000億円で同11.5%減、純利益が670億円で同14.2%減。セグメント別のうち、石油化学事業は売上高が1,704億円で同7.3%減、営業利益が132億円で同1.5%減を見込んでいる。

 20年3月期の設備投資額は580億円を計画している。

関連記事

人気連載

  • マーケット
  • ゴム業界の常識
  • 海から考えるカーボンニュートラル
  • つたえること・つたわるもの
  • ベルギー
  • 気になったので聞いてみた
  • とある市場の天然ゴム先物