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輸送能力の安定確保図る

三井化学、JSR等が小口化学品を共同物流

原材料 2016-10-27

 三井化学は10月25日、千葉県京浜地区に工場を持つ企業と小口化学品の共同物流を今秋から開始すると発表した。物流業界ではドライバー不足などが深刻化しているが、共同物流により、長距離小口化学品の輸送能力の安定確保を図る。

 参加するのは三井化学、出光興産、東レ、JSR、プライムポリマー、三井・デュポン ポリケミカルで、エンプラや合成樹脂などの小口化学品を共同物流する。小口化学品を参加会社の工場から集荷した後、配送拠点までの幹線輸送と配送拠点から各社顧客までの配送を集約することで、より専門的で効率的な輸送を目指す。

 今回は東北エリアが対象で、幹事物流会社としてサンネット物流を起用。今後は他のエリアについても参加会社を募りながら展開を図っていく考えだ。

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