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四輪ブレーキ用事業から撤退

東海カーボン、摩擦材事業の一部を譲渡

原材料 2018-12-19

 東海カーボンは12月19日、連結子会社で摩擦材事業部門の東海マテリアルが保有する事業の一部をエムケーカシヤマ(長野県佐久市)に譲渡すると発表した。譲渡するのは、四輪補修市場向けブレーキ関連製品の製造・販売に関する事業。2019年4月1日付で譲渡する。

 今回の譲渡に関し東海カーボンは「摩擦材事業は、一般焼結材・ペーパー材料・摺動材料・自動車用・鉄道用および産業機械用レジン材など幅広い摩擦材製品を取り扱っている一方で、成長戦略の実現に向け、事業ポートフォリオの再構築を検討してきた。

 より高い成長が見込まれる産業用ロボット、風力発電分野向けの電磁ブレーキ用摩擦材等に経営資源を集約するため、四輪ブレーキ用事業から撤退することにし、その一環として四輪補修市場向けブレーキ関連製品の製造・販売に関する事業を譲渡することにした」としている。

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