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四日市に研究棟を新設

東ソーが高分子、ウレタンの研究開発拠点集約

原材料 2016-10-12

 東ソーは10月11日、四日市事業所(三重県四日市市)に研究棟を新設し、研究開発拠点を集約すると発表した。3地区に分散している高分子、ウレタン関連の研究を四日市事業所に集約する。投資額は約45億円。集約は2019年8月に完了する。

 同社は現在、高分子材料研究所を南陽事業所(山口県周南市)と四日市事業所の2拠点に、ウレタン研究所を神奈川県横浜市に有している。これを石油化学・ポリマー製品の研究開発拠点として、四日市事業所に集約。ポリマー関連技術の研究開発機能を拡充することで、さらなる効率化、技術シナジーの強化を図る。

 新拠点では、顧客との共同開発を充実させるためのカスタマーラボ機能の強化、最新設備の導入、研究エリアの拡張などを行い、研究開発の加速、新製品の創出を目指す。

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