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18年12月期第1四半期

東海カーボン、大幅な増収増益

原材料 2018-05-09

 東海カーボンが5月8日に発表した18年12月期第1四半期業績は、売上高が415億9,500万円で前年同期比72.6%増、営業利益が127億8,700万円で同617.8%増、経常利益が127億6,100万円で同533.4%増、純利益が92億6,700万円で同477.5%増と、大幅な増収増益になった。黒鉛電極やカーボンブラックの売価上昇などが寄与した。

 カーボンブラック事業は売上高が142億7,600万円で同25.8%増、営業利益が28億1,600万円で同90.4%増。国内外での販売量増加に加え、原料油上昇に伴う価格改定の実施により、増収増益となった。

 業績予想を修正
 同社は同日、18年12月期第2四半期及び通期業績予想の修正を発表した。売上高は黒鉛電極の販売価格上昇、カーボンブラックの販売量増加及び原料油価格上昇に伴う価格改定により、営業利益は黒鉛電極やカーボンブラックの収益性向上等により、前回予想を上回る見込み。

 ■第2四半期業績予想
 売上高=880億円(前回予想792億円、増減率11.1%増)◇営業利益=277億円(同167億円、同65.9%増)◇経常利益=280億円(同170億円、同64.7%増)◇純利益202億円(同120億円、同68.3%増)

 ■通期業績予想
 売上高=1,940億円(前回予想1,740億円、増減率11.5%増)◇営業利益=637億円(同430億円、同48.1%増)◇経常利益=648億円(同440億円、同47.3%増)◇純利益=468億円(同300億円、同56.0%増)

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