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18年3月期第2四半期業績

日本バルカー工業、シール製品事業が大幅な増収増益

工業用品 2017-10-27

 日本バルカー工業が10月25日に発表した18年3月期第2四半期(4-9月)業績は、売上高が232億7,800万円で前年同期比10.2%増、営業利益が27億3,900万円で同44.1%増、経常利益が27億8,900万円で同65.5%増、四半期純利益が18億9,900万円で同121.4%増となった。

 事業別では、シール製品事業は売上高が158億3,000万円で同13.3%増、営業利益は24億1,500万円で同73.1%増。先端産業市場に向けた販売の伸長に加え、機器市場やプラント市場に向けた収益拡大策の効果などにより、大幅な増収増益となった。

 機能樹脂製品事業は売上高が60億5,400万円で同10.8%増、営業利益は1億8,500万円で同44.6%減。機器市場・プラント市場販売の拡大で売り上げは伸びたが、原料価格上昇やのれん償却の計上等で営業利益は減少した。

 その他事業は売上高が13億9,400万円で同17.3%減、営業利益は1億3,800万円で同19.0%減。シリコンウエハーリサイクルの特殊案件の剥落が影響した。

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