ナスコフィッティング、ワンタッチ継手を好評展開

　流体継手の専門メーカー・ナスコフィッティング（名古屋市港区、水口憲男社長）は、ソケット、プラグともに自動開閉バルブを内蔵した汎用性の高い両バルブ式流体継手「NS－SP型カプラー」、プラグを差し込むだけでワンタッチ接続可能なワンタッチ式流体継手「NS－AS型カプラー」、着脱時の液漏れを最小限に抑えたノンリーク式流体継手「SRV型フラットフェースカプラー」を好評展開している。

　「NS－SP型カプラー」は、ソケット及びプラグ両方に自動開閉バルブを内蔵している両バルブ式の構造を採用している。このため、分離した際に開閉バルブが作動することで流体が外部に流出する心配がなく安心して使用できる。なおソケットにプラグを差し込むと両方のバルブが開き瞬時に流体が流れるようになっている。さらにプラグの着脱時に使用する操作スリーブには、操作しやすい幅広いツバが付いており、プラグを離脱する際に従来よりも容易に離脱できる。

　また「NS－AS型カプラー」は、接続時に従来のようにソケット本体のスリーブを作動させることなく、ソケットをプラグに挿入するだけでワンタッチで接続可能とした製品で、着脱回数の多い箇所などの作業効率大幅向上に貢献する。プラグを外す際は、ソケットのスリーブを少し後方に押すだけで瞬時に外れる。

　「SRV型フラットフェースカプラー」は、ソケット、プラグともにストップバルブ機構を備えているため、プラグを挿入すれば簡単に接続ができる。これに加えプラグの挿入時に双方のバルブが面タッチでスライドしてバルブを開閉するため、プラグ離脱時にバルブ部分から液溜まりが少なく、離脱する際の液ダレを最小限に抑えた製品となっている。

　問い合わせはナスコフィッティング（名古屋市港区名四町9　電話052・653・8775）。