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eスポーツ製品を展開・販売

住友ゴム工業、東京ゲームショウ2025に初出展

工業用品 2025-10-06

 住友ゴム工業は9月25~28日に幕張メッセで開催された「東京ゲームショウ2025」に初出展し、ダンロップのeスポーツブランド「ゲーミングマッスル」の物販ブースを展開した。

ブースの様子


 これまでECサイト限定で販売してきたアームサポーターや姿勢アシストインナー、着圧体幹サポートスパッツをはじめ、9月12日に新発売した、新素材「RadiHeal(ラディヒール)」を採用したリカバリーウェアやフーディーブランケットなどのコンディショニングアイテムも展示。来場者が実際に製品を手に取って試せる機会を提供した。

 同社はゴルフやテニスで培ったトップアスリート支援の知見を応用し、「eスポーツライフをもっと豊かに」「プレーヤーの健康とパフォーマンスを守る」「生涯スポーツとしてのeスポーツ」の3つをコンセプトに、eスポーツプレーヤーが長くベストパフォーマンスを発揮し、楽しめる環境を提供し得る製品を展開している。

 担当者は「今回の出展を通じ、住友ゴム工業=ダンロップ=eスポーツと知っていただきたい。今まではECでの限定販売だったため、現物を見てもらうことに意味がある」とコメント。

 会場では「ダンロップなんだ」といった驚きの声や、「どこで買えるのか」という問い合わせも寄せられ、来場者の関心の高さが伺えたという。

 25日には、同社がスポンサー契約を締結した楽天グループ運営のプロeスポーツチーム「RED Rams(レッドラムズ)」の選手がブースを訪問し、ポスターにサインする姿も見られた。住友ゴム工業は同チームにアームサポーターや姿勢アシストインナー、着圧体幹サポートスパッツを提供しており、エイム(照準合わせ)時の腕の動きや姿勢のサポートに貢献。選手がプレーに集中できる快適な環境を整え、パフォーマンス向上を支援している。

 同社は今回の出展で得られた来場者の反応や購買動機の把握を今後の展開に活かし、ブランド浸透と市場拡大につなげたい考えだ。

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