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【特集】ロール・ブランケット

ブンカゴム、特殊品の新規案件が増加

工業用品 2017-06-27

 ブンカゴムの最近の状況は、今年に入り高耐摩耗ロールなど特殊品主体の新規案件を、ある程度まとまった数量で受注したことなどで、比較的堅調に推移している。この特殊品新規受注は、高度な技術開発力が評価されてのもので、顧客の要求性能に的確に合致する製品を短納期で提供することに注力している。これにより顧客からの評価を一層高め、継続的案件として確保できるようアピールしていく。

 同社では販売増による売上高アップを大前提としつつも、利益重視の経営方針でいる。これに加え、今期からは利益率のより一層の向上を主眼とした独自の営業戦略を展開しており、要員拡充などの営業力強化も進めている。

 これら方針に基づき、利益底上げに貢献する高付加価値な特殊品拡販に注力し売上高の30-40%を占めている。

 この特殊品として高強度・耐摩耗ゴムロール「マイティーA」、実用新案申請中のゴミ取り粘着(タック)ゴムロール「クリーン・ダッシュ」、高摩擦係数(スリップ防止)ゴムロール「マイタッチ」、静電気を防止する高導電性ゴムロール「ボルタックス」などを展開している。これら以外にも、300種類以上有するゴム配合レシピにより、耐圧・耐摩耗・耐熱性など、要求性能に合致したカスタム製品開発に対応している。

 特殊品販売動向としては、最近は物流機器や製鉄関連向けなどが伸びている。一例として高精度が求められる特殊コンベヤ用駆動ローラーなどの新規案件も入り、販路が拡大している。

 特殊品伸長の背景として、柔軟な発想による新製品開発や一層の品質向上、新人採用に伴う作業現場の若返りなどの社内改革により、少数精鋭の技術集団的体制が確立されたことがある。一環として作業者の技術や知識向上により、担当以外の工程も受け持ち可能とする多能工化体制により各工程の技術や効率が一層向上し、不良率低減や短納期化を図っていることが高く評価され、受注増に繋がっている。

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