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小児向け咬合力測定で噛む力を「見える化」

住友理工、新規開発・歯科用咬合力計が本宮小学校で初採用

工業用品 2025-07-09

 住友理工は6月10日、田辺市立本宮小学校(和歌山県田辺市)が実施した歯科健康診断における咬合力測定において、同社が新たに開発した歯科用咬合力計(仮称:Oramo2)が採用された。

新規開発品で咬合力を測定する様子


 同社が開発したIタイプのセンサー(新規開発品)による咬合力測定は、本宮小学校および同学校歯科医らの要望により、児童に噛むことの大切さや歯と口の健康に対する意識向上に向けた活動の一環として実施された。なお、学校で行われる歯科健康診断での同社品の活用は、今回が初となる。

Oramo-bfと新規開発品(右)の比較画像


 今回、児童の口腔機能を総合的にチェックするため、歯科健康診断に加え、咬合力測定・咀嚼能力評価を実施し、咬合力測定において、同社の新規開発品を活用。咬合力測定は、学校歯科医による歯科健康診断の後に実施された。

 従来品である口腔機能モニター「Oramo―bf」は、2022年7月に販売を開始し、主に高齢者の咬合力検査機器として、大学などの研究機関から歯科診療所など幅広く使用されている。使いやすさを考慮したコンパクトな設計で、訪問歯科診療や災害時の歯科医療活動の一環としても活用されている。さらに、小児や口を大きく開けることが難しい人の咬合力を計測したいという利用者様の声に応えるため、新たに開発したのが、Iタイプ(個歯で計測)のセンサーとなる。

 従来の機能(対象者の口腔内にセンサーを挿入し、噛むだけで咬合力を簡単に短時間で測定することが可能)に加え、Uタイプ(全歯で計測)とIタイプのセンサーを取り換えることで、より多くの人の咬合力検査が可能な製品として、今後発売を予定している。

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