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プラントの「締結」をデジタルで最適化

バルカー、工程管理の「VALQUA SPM」に「フランジ締結管理」を追加

工業用品 2025-07-09

 バルカーは、プラントの工程管理を支援するDXソリューション「VALQUA SPM」において、フランジ締結作業の記録・管理・最適化を一貫的に支援する新機能「フランジ締結管理」をリリースした。

 VALQUA SPMは、プラントの安定稼働を支えるため、日常の細やかな保全から大規模な定期修理まで、あらゆる保全業務を切れ目なく支援するソリューション。進捗管理、翌日作業申請、報告書作成など、効率化に必要な機能を網羅。現場業務をスムーズにし、生産性向上を実現する。

 今回追加されたフランジ締結管理の機能は、保全工事の重要工程であるフランジ締結作業において、施工記録を現場で簡単に入力・蓄積・管理することで、漏洩リスクの最小化と作業の見える化を実現する。

 国内のプラント現場では、人手不足や高齢化の進行、熟練技術者の引退により、作業の継承と品質維持が深刻な課題となっている。現場ではこれまで、経験と勘に頼った属人的な作業が多く、技術やノウハウがうまく引き継がれていないケースも少なくない。

 その中でも特にリスクが高いのが「フランジの締結作業」。ガスや液体の配管接続部であるフランジは、わずかな締付けミスでも漏洩(リーク)や火災・爆発といった重大事故につながる恐れがある。実際、漏洩事故はフランジ部で発生する割合が相対的に高く、その原因の半数以上が人的な管理ミスに起因していると報告されている。

 このような背景から、現場で求められているのは「誰が作業しても一定の品質が保てる」標準化と、リアルタイムで状況を把握できる可視化となっている。

 新機能「フランジ締結管理」を搭載することで、施工前チェックやフランジ状態の写真、申し送り事項などを工程ごとに記録し、工事進捗との一元管理を実現する。

 ■新機能「フランジ締結管理」の主な特徴
 ①ダッシュボードによる進捗・異常の見える化=フランジ締結作業を4段階のステータスで管理し、進捗状況を一目で確認可能。異常が発見されたフランジもリアルタイムで把握でき、迅速な対応に繋げる。

 ②フランジ施工管理表で情報を一元管理=スマートフォンやPCから入力された施工記録を一元管理。異常のあったフランジを抽出・分析し、再発防止に向けた改善策に活用できる。

 ③4工程での施工記録+画像・ファイル添付も可能=「施工前・開放時・復旧・復旧後」の各工程を記録し、締結作業のレベルも段階別に管理。画像やファイルも添付でき、詳細な施工履歴を蓄積。報告に対してオーナー側がコメントできるなど、円滑なコミュニケーションを実現する。

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