PAGE TOP

水道インフラ老朽化や災害対応に向けた新製品を初公開

NOK、「自治体・公共Week2025」に出展へ

工業用品 2025-06-25

 NOKは7月2~4日の3日間、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される「自治体・公共Week2025」に出展する。2024年に続く2回目の出展となる今回は、「可能性を技術でカタチにする」をテーマに、新規開発品を含む10製品を展示する。

 同社では、老朽化が進むインフラや頻発する自然災害など、現代社会が直面する課題に対し、技術による解決策の提供に取り組んでいる。

 今回の展示会では、そうした課題に対する具体的な製品として、「硫化水素検知ゴム」や「加圧式大容量浄水器」などを紹介する。

 硫化水素検知ゴムは、下水道点検時の作業員の安全性を高めることを目的として開発した新製品で、同展示会で初めて展示する。近年、全国的に水道インフラの老朽化が深刻となる中、点検業務の重要性が高まっている。マンホールヘ簡単に設置可能で、ガスの発生を目視で確認できる同製品により、作業員の安全確保と点検効率の向上に貢献することを目指している。

 さらに、災害時の生活用水の確保を目的とした「加圧式大容量浄水器」など、地域の安心・安全な暮らしを支える製品も紹介。これらの製品には、自治体や公共団体からのニーズを反映しながら開発を進めてきたものもあり、会期中もニーズを吸収し、さらなる改良や新たな製品開発へ繋げていく。

関連記事

人気連載

  • マーケット
  • ゴム業界の常識
  • 何を創る日本の半導体企業
  • つたえること・つたわるもの
  • ベルギー
  • 気になったので聞いてみた
  • とある市場の天然ゴム先物
  • 海から考えるカーボンニュートラル