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一宮市の環境イベントで

豊田合成、自動車部品端材を活用したワークショップを実施

工業用品 2025-06-09

 豊田合成は、愛知県一宮市が6月の環境月間に合わせて、環境問題への関心を高めることを目的に開催した「脱炭素フェス2025」の一環で、自動車部品の端材を活用したワークショップを開催した。

ワークショップでコインケースを作る参加者


 会場となったイオンモール木曽川(愛知県一宮市)では、近隣の企業や学校が参加し、工作やクイズラリーなどが実施された。同社は、ハンドル製造時に発生する革の端材などを使ってコインケースやキーホルダーを作るワークショップを実施。多くの親子連れがブースを訪れ、アップサイクルの取り組みへの理解を深めてもらった。

パネルディスカッションに参加する豊田合成 経営企画部SDGs関連商品室の永綱 壮一郎氏(左)


 参加した子どもからは「もういらないものが、コインケースになって、また使えるようになるのがすごいと思った」「車の部品からキーホルダーが作れてびっくりした」といった声が寄せられた。

 また、イベントのオープニングでは、「脱炭素」をテーマにしたパネルディスカッションが行われ、一宮市長らとともに同社のオリジナルエシカルブランド「Re-S(リーズ)」商品の企画やデザインを担当する同社従業員が参加。企業としてのリサイクルなどの取り組みや、持続可能な社会に向けた今後の展望について紹介した。

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