ショーワグローブ、ブチルゴム製とフッ素ゴム製の化学防護手袋を発売

　ショーワグローブは、JIS T 8116（化学物質の透過およびまたは透過の防止を目的として使用する手袋について規定している規格）に準拠した化学防護手袋「CN910 ブチルゴム製化学防護手袋」と「CN920 フッ素ゴム製化学防護手袋」を1月に発売する。価格はオープン。

　2022年5月31日に「労働安全衛生規則等の一部を改正する省令（令和4年厚生労働省令第91号）」が公布および施行され、2024年4月1日から、健康障害を起こす恐れのあることが明らかな物質を製造または取り扱う業務に従事する労働者の化学防護手袋の着用が義務化された。

　この改正によって、日本国内の化学防護手袋の需要が大きく拡大しており、同社への化学防護手袋に関する月間の問い合わせ件数は、2024年4月以降、それ以前の4倍以上に増加している。より幅広いニーズに応えるために、今回、耐薬品性に優れたブチルゴム製・フッ素ゴム製の手袋のラインアップを拡充する。

　■商品特長
　◇CN910 ブチルゴム製化学防護手袋＝①JIS T 8116に準拠した化学防護手袋②ケトン類・アルコール類の薬品の透過を防ぎ、経皮吸収のリスクから作業者を保護する④静電気対策品。

　◇CN920 フッ素ゴム製化学防護手袋＝①JIS T 8116に準拠した化学防護手袋②油・トルエンなどの薬品の透過を防ぎ、経皮吸収のリスクから作業者を保護する。

　なお、同社では利便性を高めるため、化学防護手袋の検索サイト「Chemrest.com」（https://chemrest.com/ja_region/ja/）を開設している。薬品名、CAS番号、商品から、耐薬品試験結果を閲覧、ダウンロード可能で、適切な手袋の選択をサポートする。