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取り巻く環境に課題山積、企業の真価が問われる年に

三ツ星ベルト、新年賀詞交歓会を開催

工業用品 2025-01-21

 三ツ星ベルトは1月14日、帝国ホテル(東京都千代田区)で新年賀詞交歓会を開催。当日は得意先代理店をはじめ業界関係者、同社の役員および従業員など約200人が出席した。

あいさつする池田社長


 冒頭、池田浩社長が登壇し「昨年は、国内では10月に衆議院選挙が、米国では11月に大統領選挙が行われた。国内においては政権の安定と、成長戦略の推進に期待したいところだが、その一方でグローバル展開する製造業にとっては、米国への輸出と現地生産のハンドリングが難しくなってくると思われる環境下で、企業としてどのように立ち回るのか、真価が問われることになる。終わりが見えない他国への侵攻や紛争による地政学的リスク、また地球温暖化が原因の異常気象による被害など、取り巻く環境には課題が山積している。原材料価格やエネルギーコストの高騰なども、企業にとって重い足枷となっており、今年も依然として厳しい状況が続いていくだろう。

 こうした厳しい環境の中、第2四半期決算では売上高、営業利益とも前年同期を上回ることができた。シンガポール工場の生産移管やインド工場の規模拡大など、国内外での生産・物流拠点再編の効果が出てきたことに加えて、全社で取り組んでいる原価低減活動が業績に寄与した。通期についても計画通りに推移すると見込んでいる」とあいさつした。

 続いて登壇した熊﨑敏美取締役専務執行役員が乾杯の発声を行い歓談に入った。懇親中には、桐朋学園大学の学生によるミニコンサートも行われ、会場も盛り上がり演奏を楽しんだ。

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