NOK、熊本ヴォルターズ運営の子ども食堂に米を寄付

　NOKはプロバスケットボールチーム「熊本ヴォルターズ」を運営する熊本バスケットボールとレギュラーシーズンのオフィシャルパートナー契約を締結し、子どもたちとの地域活性を目的とした活動に共同で取り組んでいる。

　その活動の一環として、熊本ヴォルターズが運営する子ども食堂「VOLTERS KITCHEN（ヴォルターズキッチン）」に、食材として使用する米の寄付を2023年から行っており、今年は「水田オーナー制度」で10月に収穫した新米40キログラムを11月に寄付した。そのお米を使って作られたカレーライスが、11月17日と12月7日に開催されたヴォルターズキッチンで延べ200人以上の子どもたちとその家族にふるまわれた。　

　同社は、熊本事業場が位置する熊本県で、子どもたちにスポーツの楽しさを知ってもらい、地元のスポーツチームのファンになってもらうことでさらに地元に愛着を持ってほしいと考え、2019年から熊本市をホームタウンとして活動する熊本ヴォルターズに協賛、共同でさまざまな取り組みを行っている。

　お米の一部を同社が提供することにより、ヴォルターズキッチンの活動の継続性を高めるとともに、地域の交流の輪を広げることに貢献する。寄付している米は、地下水の保全活動の一環として2019年から同社が協賛しているくまもと地下水財団「水田オーナー制度」にて収穫された新米。熊本県菊池郡大津町にある737㎡の水田のオーナーとなって、NOK熊本事業場の社員やその家族が農作業の一部をお手伝いしており、今年は約270kg収穫した。収穫したお米は、今回のヴォルターズキッチンのほか、熊本市のフードバンクにも毎年寄付を行っている。