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【特集】手袋

ショーワグローブ、DX化進めマーケットイン型の製品開発にシフト

会員限定 工業用品 2024-12-09

ショーワグローブの2024年12月期通期(1~12月)業績

 ショーワグローブの2024年12月期通期(1~12月)業績は「上期(1~6月)は昨年度に実施した値上げの影響により数量が前年同期比マイナスで推移していたものの、下期(7~12月)で挽回し、最終的にほぼ前年並みの着地を見込む」(ショーワグローブ)。

 業績を下支えしたのは工場向けの産業用手袋だ。企業の労働者に対する安全保護意識の高まりで、耐切創手袋の売上が堅調に推移した。

 化学防護手袋については「昨年4月の化学物質規制に関する労働安全衛生法の一部改正に伴い、需要が増加している。当社への問い合わせ件数は前年比で4倍に増加し、販売数量も増加している。当社ではこの需要に対応するため、商品ラインアップを拡充する」(同)としている。

 家庭・炊事用については、低価格帯の製品が伸び悩むも、「するっとタッチ」「さらっとタッチ」シリーズや「DAYS」などに代表される高付加価値製品が堅調に推移した。

 一方、使いきり手袋については

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