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「事業利益」「ROIC」「ROE」を修正

住友理工、「2025年住友理工グループ中期経営計画」の目標を修正

工業用品 2024-05-29

 住友理工は、2023年5月に策定・公表した、2025 年度を最終年度とする中期経営計画「2025年住友理工グループ中期経営計画」(2025P)の企業価値(財務目標)のうち、「事業利益」「ROIC」「ROE」の数値目標を修正した。

 5月9日に公表した「2024年3月期決算短信〔IFRS〕(連結)」および2025年3月期の業績予想を踏まえ、2025Pを見直すことにしたもの。

 ■修正内容(2025年度:2026年3月期)
 ◇連結売上高=6,200億円(当初計画と変わらず)◇事業利益=320億円(当初計画280億円)◇ROIC(投下資本事業利益率)=10%以上(同8%以上)◇ROE(親会社所有者帰属持分利益率)=9%以上(同8%以上)◇配当性向=30%以上(当初計画と変わらず)。

 2025Pでは目標達成に向け、「さらなる収益力向上と持続的成長に向けた経営基盤強化」をテーマに、これまで実施してきたグローバル生産拠点の構造改革も引き続き推し進めながら、さらなる収益基盤の強化を進めてきた。

 今回、コロナ禍からの自動車生産台数の回復に伴う生産性改善に加え、構造改革や原価低減活動などが当初想定を上回るペースで進んだことにより、「事業利益」「ROIC」「ROE」の数値目標を修正する。また、配当については、当初計画通り継続的かつ安定的な配当を行うことを基本方針とし、2025年度末での配当性向30%以上を目指す。

 なお、2025Pにおける、上記以外の企業価値(財務目標)・公益価値(非財務目標)、および「2029年住友理工グループVision」(2029V)の目標については、2023年5月の発表内容から変更はない。

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