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原糸から加工品まで一貫した試作評価・開発が可能に

東レ・デュポン、「ケブラーテクニカルカルセンター」を設置

工業用品 2017-04-25

開所式でスタートボタンを押す森本和雄東レ・デュポン社長


KTCに設置した撚糸機

 
 東レ・デュポンは4月25日、東レの東海工場内にタイヤやゴム資材に用いられるアラミド繊維「ケブラー」の技術センター「ケブラーテクニカルセンター」(KTC)を設置したと発表した。4月19日には開所式を実施した。

 従来同社では、東レの試験設備、評価機器を借用する形で評価などを行ってきたが、今回、ケブラーの製造工場と同じ敷地内にKTCを設置することで、自前の試験設備と評価機器類を導入し、原糸から高次加工品まで一貫して試作評価・開発できる体制を強化した。

 開所初年は、連続2浴ディップ・熱処理オーブンを備えた最新鋭のディップマシン、インバータ制御の最新撚糸機などを導入し、タイヤ・ゴム資材用途を中心とした商品開発および試作評価機能を高める。その後、2019年までに防護衣料、摩耗材、樹脂コンポジット材など、今後需要の拡大が期待できる分野の試作・評価装置を順次導入し、技術開発拠点としての機能を強化・拡充する。

 KTCでは、試作・評価機能を持つだけでなく、「ケブラー」の用途例とその製品群を展示した会議室を設けており、ユーザーと実際の商品を見ながら議論ができる空間を整備。これにより、ユーザーと共にケブラーの新しい可能性の探索および商業化を目指している。

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