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ATPツアー大会でのダンロップテニスボール使用率5年連続No.1

住友ゴム工業、ATPとのグローバルパートナーシップ契約を2028年まで更新

工業用品 2023-12-01

 住友ゴム工業とAssociation of Tennis Professionals(ATP:男子プロテニス協会)は、グローバルパートナーシップ契約を2028年まで更新する。

山元健住友ゴム工業テニス事業部長(左)、マッシモ・カルヴェッリATP CEO氏


 今回の契約更新により、引き続き「ATP」ロゴ入りテニスボール「DUNLOP ATP」を販売することが可能となり、「ATP FINALS」および「NEXT GEN ATP FINALS」では「DUNLOP ATP」が使用される。

 ダンロップテニスボールは、ATP主催の国際大会で2023年の71大会中31大会(44%)で使用され、5年連続でNo.1を継続している。

 同社は2021年、サステナビリティ長期方針「はずむ未来チャレンジ2050」を発表し、テニス事業としてサステナブル原材料比率100%のテニスボールの開発や梱包材に使用するバージンプラスチックの削減に取り組んでいる。

 一方ATPは、国連気候変動枠組条約(UNFCCC)事務局の気候変動問題に取り組む「スポーツを通じた気候行動枠組み(Sports for Climate Action Framework)」に署名し、活動を進めている。両者が協力することで、今後テニス界における持続可能性の向上に貢献していく。

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