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社内ベンチャーのソフトロボティクス ベンチャーズが開発

ブリヂストン、ソフトロボットハンドが「2023年度グッドデザイン賞」を受賞

工業用品 2023-10-05

 ブリヂストンの社内ベンチャーであるソフトロボティクス ベンチャーズが開発したソフトロボットハンドが、日本デザイン振興会が主催する「2023年度グッドデザイン賞」を受賞した。

 ブリヂストンは、タイヤやホースの開発・生産におけるノウハウを活用したゴム人工筋肉(ラバーアクチュエーター)を用いて、ゴムの力を活かしヒトと協働することができる柔らかいロボットで「安心・安全なヒト・モノの移動と動き」を支えるソフトロボティクス事業に挑戦している。

 柔軟性、耐衝撃性、軽量・高出力といった特徴を持つゴム人工筋肉を指の部分に適用することで、モノを「いい感じ」につかむことができる「ブリヂストン ソフトロボットハンド “第3の手”」を開発した。

 昨今、AIなどによりロボットの知能が柔軟で賢いものに進化している一方、チューブやボトル、パウチなど様々な形・硬さ・重さのモノを持つ動きは、状況に応じて柔軟に対応できるヒトの手ならではの万能さであり、ロボットに任せることは難しいとされてきた。この課題に対し、”第3の手”は”いい感じ”という新しい価値を提案し、モノをつかむ作業の自動化に貢献する。

 ”第3の手”には、ヒトの手でもロボットハンドでもない「新しい存在」として、柔らかなライティングによりどこか意思や生命感を感じる演出をしている。また、ゴム人工筋肉(指)をシリコンカバーで包むことで「思わず触りたくなる、握手したくなる」存在として、ゴム人工筋肉自体のしなやかさに感触としての柔らかさを加えてデザイン。この独創的なデザインは、新しい事業をゼロから創り出したいという人財が集結したブリヂストンのソフトロボティクス ベンチャーズが目指す「ヒトとロボットが共存・協働する社会の実現」に向けた新たな挑戦を象徴している。

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